北海道富良野市の電気会社の経営事項審査評点対策


株式会社T T 様

個別指導書

この指導書は, 株式会社T 様の昨年 平成23年度3月31日の経営事項審査結果通知書で

書かせて頂きました。

まず,評点の目安について確認下さい。

決算書の評点の経営状況分析Y評点というものがありますが,この評点を100点上げて,総合評点Pが

20点上がります。

でもこのY評点を50点上げるのも至難のわざです。

まず、経営事項審査結果通知書を見させて頂いた中で,感想を述べさせて頂きます。

経営事項審査の総合評点Pは,工事高の評点X1,自己資本額及び利益額の評点X2,

経営状況分析Y,技術職員数Z,その他社会性W の5つの評点を個別に計算して合計して算出できます。

株式会社T 様の5つの評点について○,△,×,-(評価なし)で評価させて頂きます。

工事高の評点X1 (-)評価なし

自己資本額及び利益額の評点X2 △

経営状況分析Y  ◎

技術職員数Z  (-)評価なし 

その他社会性   △

この5つの評価の中で経営状況分析Yの評点が高いので,このY評点については,現状維持で十分
だと思います。

別添の「経審データ 北海道 電気」をご覧下さい。

 EXCELのF列の一番下のY評点の平均値は845点(許可工事の電気の北海道の375社の

平均)です。(株)T様は,913点ですから,平均点を68点上っています。

前記しましたが,このY評点を例えば950点に持っていきたいとしても,難しいものがあります。

それは,評点が良いのですので上げるのも難しくなります。

913点から950点に上げられたとして,37点×20%=7 総合評点Pが7点アップします。

でも実際,まだ総合評点Pを上げたいのではないでしょうか?

(もうあまりこのY評点を上げることは,今現在考えないで下さい)

ここで(株)T様の総合評点Pを上げるのに,まず取り組んで頂きたい項目を2点挙げさせて頂きます。

(1)建設業退職金共済制度加入の有無

   購入して頂いた経審ソフトで“無”から“有”に変更してシミュレーションして下さい。

   総合評点Pが22点アップしたはずです。経営状況分析で苦労して38点上げたとしても

総合評点Pは7点しかアップしませんでした。建設業退職金共済制度に加入するだけで,

総合評点Pが22点アップするのです。

このように書きますと建設業退職金共済制度に加入するのは,現状の自社では加入するのは

難しいとおっしゃるかもしれませんが, 別添の「経審データ 北海道 電気」をご覧下さい。

375社の中で,271社が建設業退職金共済制度に加入されています。(ExcelのI列を

ご覧下さい。)

是非, 建設業退職金共済制度に加入されることをお勧めします。

(2)防災協定の締結の有無

是非, 防災協定の締結されることをお勧めします。

購入して頂いた経審ソフトで“無”から“有”に変更してシミュレーションして下さい。

    総合評点Pが22点アップしたはずです。繰り返しになりますが,経営状況分析で苦労

して38点上げたとしても総合評点Pは7点しかアップしませんでした。

防災協定の締結をするだけで,総合評点Pが22点アップするのです。

このように書きますと防災協定の締結をするのは,現状の自社では締結するのは難しいと

おっしゃるかもしれませんが, 別添の「経審データ 北海道 電気」をご覧下さい。

(ExcelのM列)

375社の中で,259社が防災協定の締結をされています。

(決 論)
 上記の(1)(2)で総合評点Pが44点アップします。

同じ富良野市の(株)I 様の総合評点Pは786点ですが,この評点を

追い越します。

この2項目にまず取り組んで下さい。

今回購入して頂いた経営審査ソフトはシミュレーション機能が強烈です。

①昨年の技術者の“その他”の「2」を「3」にしてみて下さい。

総合評点Pが3点アップしました。

②完成工事高の平均52,376千円が55,000円になったら,

総合評点Pが2点アップしました。55,000-52,376=2624

平均ですから,5248千円 そうなんです。完成工事高が500万円以上増えても,

総合評点Pは2点しかアップしないのです。

購入して頂いた経営審査ソフトで52,376を55,000と入力し直して,

シミュレーションしたら分かります。


最後に繰り返しになりますが,T様の評点アップのポイントは下記の2つです。
(1)建設業退職金共済制度加入

(2)防災協定の締結

経営事項審査の評点計算は,決算日(審査基準日)が過ぎてからの対策は,なかなか

できません。

是非経営事項審査の評点計算対策は, 決算日(審査基準日)の前に実施

するようにして下さい。


昨年の経営事項審査結果通知書の経営状況分析Yの評点が913点ですが,弊社のソフトで

計算しましたら,912点です。(経審ソフトの経営状況分析Yをご覧下さい)

913点と912点で1点の不一致です。

この原因について調べました。

純支払利息比率のところに差異があります。

純支払利息比率は,(支払利息-受取配当金)÷売上高×100

  (71-39)÷64,690×100=0.0494666 (小数点4位四捨五入)

よって0.049が正しいように思えますが0.050になっています。

経営状況分析Y評点が1点違っても1×20%=0.2ですから,ほとんど総合評点Pには影響しませんが。

この違いは,ご了承下さい。


最後に,弊社の経営事項審査のホームページ http://mjb.co.jp

ISOのホームページ http://www.mjb.jp  もご参考下さい。

また経審ソフトを購入して頂いた方の多くの方が,

弊社商品「経営事項審査の評点をズバリ!30点アップする本」を購入されています。

よかったら,ホームページをご覧下さい。  http://ecbook.biz/

                             平成24年10月1日

このページのTOPへ

有限会社都城情報ビジネス

宮崎県都城市鷹尾1-9-18

電話番号0986-21-1045